ゲーム音楽とはまたCWのゲーム音楽とは

 環境音楽とか、心理的に精神を刺激するメロディではなく、どちらかというとゲームに向かう意欲の感性を刺激するのがゲーム音楽である。また本当のゲーム音楽の業界はコナミや任天堂など、会社によって趣向性にちがいがあり、大手会社だが、狙う会社によって趣向性を合わす感性は必要だ。
 そういう意味で、ゲーム音楽にはゲームごとにもちがうが、会社ごとにも違い、そのような種類があるから、ゲーム音楽自体にこれだということは、このうえ難しいことである。むしろ対象が限定しないで、一画線にこだわって制作スタイルをつくるのは厳しいことだろう。やってしまってもいいが、じぶんの目的にあわず世界がずれていくのは悲しい。そして、狙って作品をつくるのと、できちゃった系の二種類あるが、その筋にきいたところ、会社にはどちらのタイプもあり、これは自分のタイプである。CWでゲーム音楽家をめざすならサイト運営がポイントになるが、おとずれる制作者の気持ちをしってつくらなければ、やっていることがうすくなる。筆者は、人にくばるのと、自分でシナリオを制作するときに基本使用するものをそろえておく意味でつくってるが、かなり色がマニアというか、どちらかといえば、前夜祭の呪研部くささがあこがれと物好きとマニア心がかさなり、他人が使用するうえでどうしようもなく使いにくさをかなでているとおもう。それでも、これだけで一作ができるのだから大したものだ。まあ、だからこそCWゲーム音楽家をやるなら、ギルドで最近の制作者のこのみを把握してトライアンドポイントしないといけないのだ。
 釣りじゃないが、ダウンロードしてくれる人をフィッシングする強い気持ちがあってこそ、CWゲーム音楽家、サイト運営の楽しいところだろう。ギルドで自分のつくった素材がつかわれていたら楽しいものだ。だからCWプレイをしないで、音楽ファイルだけアップロードする人は、わからないが、たぶんつまらないだろう。どのようなものが必要とされているかわからないし、つかわれても気づかないからだ。だから本当にカードワース(CW)が好きじゃないと、この道はいけない。
 なるほど、本物のゲーム音楽志望家のようにレースゲームBGMをつくるでもなく、CWのゲーム音楽はとくべつだなとおもう。なにがとくべつかというと、メロディがゲーム音楽でなく、歌謡調がとても似合うからだ。はっきりといって大手のゲーム音楽のテストで×点もらう内容が、CWではうまくハマるからだ。簡単にいうと、冒険者の生き様を描写したものが、シナリオに酔えるからだ。だから街のテーマとか、フィールドのテーマ、ダンジョンのテーマとか、そういうものもいい。だけどシナリオの本当に味がのる場面で、冒険者の生き様、これを使いたいと言わせられるだけ搭載量のすごいサイトがにぎわうだろう。
 たとえばJ-POPの制作人がCWの世界にふれてみたいというから、本当のところこの文章を書いたが、まずひとついうことが、なにのテーマか、それは頭が歌詞のテーマを表現することに固定化されていることである。しかも歌詞のテーマというと簡単だが、音楽理論というゲーム音楽家からしたら、負の魔境に頭が濃酷におかされているということである。基本的にいう。ゲーム音楽は(プロ)音楽理論でBGMをつくっちゃ駄目。バッキングコードもはっきりいってだめ。自然にナチュラルに湧きあがる情動でなく感性。ここまでちがうからこそ、ゲーム音楽家と邦楽音楽家は、境界線がおおきくあり、ふたつともおおきくちがうのである。だがしかしだ、CWの過去にはバッキングコードをもろもろに本道でつかって本堂に名をつなれたグループがあるのだ。だからCWの世界では、本式のゲーム音楽家のスタイルでも音楽制作できるふしがある。
 だが、わたしは思う。テーマをおおきくはずした理論主義では、だれも感動しない。やはりゲームには音楽が必要なのだ。無音でゲームしても面白くない。世界にはいれないし、酔えもしない。冒険者の生き様にしてもやはりいろいろある。だがひとつでいろいろ妄想することもできる。わたしは多分じぶんの性質をみて、ひとがおもしろがるだろうが、つかわれないとおもう。マニアすぎる。だからこれも天性である。自分の趣味が人の趣味と合いやすいひとほど、合致する。ダウンロードされる。人がつくらない範囲の趣味ものに自分がいる人はわたしのように本使用されない。だけどいつか仲間がいてほしいけど、たぶん変な人だとおもうので微妙なきもちだw
 ここまでいったから大事なことをもういっかいいう。音楽理論はつかわないでつくること。これは型で粘土をこねないで、思うままに表現しなさいということ。そして冒険者の生き様がうまいと、ダウンロード回数がふえるということ。またギルドでつねに新しい作品にふれて、需要を見極めること。以上である。

メニューにもどる
inserted by FC2 system